イギリスのマンガ事情
なかなか情報入手のできなかったイギリス。今回はついに、ロンドン・マンガ(ミニ)情報をお届けします!
■イベント(ロンドン)
|
J-POP
COLLECTIONS in LONDON
2008年5月24日・25日 ロンドンエキスポ
+++ 出展ブランド +++
|
2007年5月、ロンドンで行われたLONDON EXPOロンドンエキスポに行ってきました!ロンドンエキスポは、2日間で1万5千人のロンドンっ子が集まるイベントです。会場はやや小さめですが、熱気は十分!ページはこちら→
イベントレポート、会場風景写真、コスプレ写真
■マンガ店(ロンドン)
ロンドン・マンガ情報を探れ!まずは手っ取り早く、街なかの大型書籍店と漫画店に立ち寄ってみました。イギリスではアメコミの市場が大きく、日本のマンガも、まだまだ少数派。本屋では、アメコミを中心に、ヨーロッパBDと日本マンガも少量ずつ販売されています。日本マンガに関しては、コミックよりもDVDアニメの方が市場を得ている感じでした。(取材2006年5月)
|
|
|
|
ロンドンと言えば、やっぱりビッグ・ベン
|
こちらはウエッジウッド風のブルーが爽やかな
タワーブリッジ
|
●WATERSTONES・・・市内の大型書籍店。Mangaコーナーは小説コーナーの隣に1棚、配置されていました。同じ英語圏ということで、アメリカからの輸入が多いようです。
|
|
|
|
|
|
|
店舗概観
|
「Manga」コーナー
|
この1棚がマンガコーナーでした
|
「ハウルの動く城」も英語版
|
NARUTOはロンドンでも人気?
|
●HMV・・・日本でもおなじみの大型CD店。アニメDVDコーナーは意外に広く(隣のディズニーコーナーよりも大きかった!)、新旧合わせて、たくさんのDVDがずらり。ただ、販売表示に「ANIME」と「MANGA」があり、違いがイマイチ分からず・・・。
|
|
|
|
|
|
|
店舗概観
|
ずらりと並んだDVDアニメ
|
|
「ANIME」の販売表示
|
「Manga」の販売表示
|
●Virgin Megastore・・・こちらも日本でお馴染みの大型CD店。HMVと違い、こちらのアニメ区分は、アジアの格闘技と同系のようです。隣にはカンフー映画のDVDが目白押し。「アジア」ということで、ひとくくりなんでしょうか?
|
|
|
|
|
|
|
店舗概観
|
「武道・アニメDVD」の表示
|
アニメコーナー
|
種類は結構豊富
|
ジブリ作品ももちろん健在
|
●GOSH!・・・お店はちょっと狭めですが、漫画全般専門店で、1階はアメコミとBD、地下に日本のマンガが置いてありました。マンガは2002年から販売を始めたそうです。ロンドンのマンガファンは、このお店のごひいきさんが多いようです。
|
|
|
|
|
|
|
店舗概観
|
お店はちょっと隠れ家的雰囲気
|
マンガの種類は一番揃っていました
|
遊戯王、幽々白書、ガッシュベル・・・
|
マンガ部門の責任者の方
|
●COMIC SHOWCASE・・・店内は、アメコミが中心。マンガは棚3つ分くらい、置いてありました。
■マンガ情報誌
|
|
NEOネオ
現在、イギリス唯一のマンガ・アニメ情報誌。2004年10月で創刊で、毎月発行、発行部数は1万5千部。記事はアニメ、マンガ、ゲーム、アジア映画を中心に、日本のモードや文化、Jポップなどの全般情報も掲載。読者層は15〜30歳。
|
■ロンドンアニメクラブ
こんなサークルがあったとは!この100%興味をそそるステキなネーミングに惹かれ、月に1回行われるという彼らのミーティングにお邪魔してきました!
場所はタワーブリッジ近くの喫茶店(パブ?)。そこをなんと貸切りで、中に入ると、おぉ〜〜っ!なんと120〜130名くらいのイギリス人が集まっていました。ちょっと暗めの店内、テーブル席では、それぞれ仲間同士でゲームをしたり、マンガを読んだり、おしゃべりしたり。壁にかかったTVでは、アニメが流れていて(英語字幕)、奥の席では、フリマのような?キャラクターグッズを売る人たち。そして喫茶店内の1部屋では、大画面でアニメの上映会!サークル会報も、発行されていて、A4紙1枚(裏表)に、“クラブニュース”としてサークル代表Dragonドラゴンさんの言葉や、今日の上映ビデオプログラム、“アニメニュース”として、イギリス国内や日本のアニメ関連ニュースが載せられています(記事例:「マンガ喫茶で34日間暮らした日本人」、「携帯電話でマンガ配信」、「英国版『妄想代理人3』カットされる」等)。これらのニュースは、情報サイト
www.otakunews.com
からのものだそう。ちなみに、この日の上映ビデオのプログラムは、以下のような内容でした。
|
時間
|
タイトル
|
|
12:30pm
|
かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜
-7&8
|
|
1:20pm
|
桜蘭高校ホスト部
-1&2
|
|
2:10pm
|
XXXHOLiC
TV -1&2
|
|
3:00pm
|
涼宮ハルヒの憂鬱
-1&2
|
|
3:50pm
|
ブラックラグーン1
|
|
4:15pm
|
エルゴプラクシー
|
|
5:05pm
|
Fate/stay
night -7&8
|
う〜ん、さすが、ファンならではの作品選択。
この日のミーティングでは、代表のドラゴンさんが残念ながら出席されていなかった為、副代表のNicニックさんにお話を伺ってみました。
|
EJC:こちらのクラブは、今何人くらいのメンバーがいるのでしょうか?
Nic:現在、メンバーは全部で200名程います。そのうち、定期的にミーティングに集まるのは170名くらいです。大体みんな、ロンドン市内や近郊に住んでいる人たちです。でも、クラブを作ったばかりの頃は、15名ほどだったんですよ。
EJC:ロンドンアニメクラブができたのはいつ頃ですか?
Nic:13年前に、代表のドラゴンと僕の2人で創設しました。最初は、日本文化の交流会だったのですが、それが段々と、アニメに特化されていって、今のような形になりました。
EJC:ミーティングは毎月あるそうですが・・・
Nic:はい、毎月第一日曜日に集まっています。サイトで時間や場所のお知らせをして、皆それを見て来ています。この場所はもう4年前から使ってますね。ミーティング参加費が3.5ポンド(約750円)で、飲み物は各自で払ってもらいます。クラブの年会費などは特にありません。
EJC:皆さん、集まって何をしているんでしょうか?
Nic:情報交換が主ですね。みんな、自分でインターネットなどを使って得た情報を、ここに来て仲間に知らせたり、逆に友達が得た情報を教えてもらったりしています。アメリカのアニメなども多少話題に入れたりしますが、基本的には日本アニメが主ですね。ちなみに、ここで上映しているアニメは、まだイギリスには入ってきていない作品で、ファンのみんなが自分達で英語の字幕を付けたものなんです。
|
まだまだ市場としては小さい、イギリスにおける日本マンガですが、このような熱いファンがいれば、ロンドンに「日本マンガ旋風」が吹き荒れるのも、そう遠くないかも!?今回は残念ながらミーティング風景の写真は許可が下りなかったため撮影できませんでしたが、ミーティングが行われたパブ(喫茶店?)の概観の風景だけでもお届けします!ロンドンアニメクラブのサイトはちなみにコチラ
|
|
|
|
|
こちらがミーティング会場のパブ
「hog's head」
|
入口にはこちらの張り紙が。 「プライベートメンバーズオンリー」
|
ミーティングに参加しに来た子たち。
「マンガ大好き!」
|
(取材:2006年5月)
ヨーロッパマンガ事情のトップページに戻る