2011年 フランス代表に選ばれたときの衣装

 

2011年のJAPAN EXPOで開催されたWCS(ワールド・コスプレ・サミット)で、4年間挑み続けて遂に優勝し、フランス代表に選ばれたクリステルとロールさん。彼女達の生み出すコスプレ衣装は、プロ並みの技巧とデザインで、まるで生きているお人形の様です。
今回は、彼女らにコスプレや、プライベートについて色々とお話を伺ってみました。

 

Q,コスプレを始めたのはいつ頃ですか?

クリステル:2003年のエピタでコスプレをしたのが初めてです。その時のコスプレは、チョビック・クランプでした。

ロール:私は1998年に始めました。セーラームーンが初めてのコスプレでした。子供の頃に、「毎週水曜日のアニメの時間だけテレビを見ていい時間」と両親に決められていて、その時に見たセーラームーンが大好きになりました。コスプレを始めた当初は洋服の作り方も全く知らなかったから、コスプレ衣装を作るのは本当に大変でしたよ(笑)。

 

Q,2人はどうやって出会ったのですか?

ローラ:私がもともとコスプレのアソシエーションをやっていて、コスプレイヤー達を募集して一緒にコスプレイベントに参加するということをやっていたんです。クリステルとはまず、アソシエーションのインターネット上ので知り合って、彼女がコスプレイベントに参加するためにパリに着た際に、私の自宅に宿泊して仲がよくなりました。クリステル:こうして、仲良くなって、私達が始めて一緒にコスプレをしたのは、セーラームーンとチョビッツでした。お互いに持っていたコスチュームを交換して着てみるという遊びをしたのを覚えています。

 

 

Q,どういう風に作る衣装を決めるのですか?

ロール:私達が好きなのは、歴史的な衣装が多いです。色んな資料を見ながら参考にして、毎回裁縫の仕方も調べながら作っています。

 

Q,一着にかかる費用はどれくらいですか?

クリステル:ものによって違うけれど大概、数100ユーロから、高いときは1000ユーロくらいかかります。それに、いつも衣装は、クリーニングできないし、代えのきかないものだから2着づつ作っているんです。

 

Q,コスプレはあなたにとってどういう存在なのですか?

2人共:あくまでも趣味!

クリステル:将来仕事にするということは全く考えてません。

ロール:私ももちろん、あくまでも自分の趣味、楽しみとしてやっていることですが、最近ネットでお人形さんの洋服を販売してみたりということはやっています。でもやっぱり、仕事するということは考えられないです。

 


Q,2011年のWCSのフランス代表に選ばれて、世界大会で日本へ行かれましたが、その時の日本はどんな印象でしたか?

2人共:とにかく、何もかも素晴らしかった!

クリステル:初めての日本だったんですが、私の思ってた日本そのもので感動しました!

ロール:特に食べ物! 例えばお菓子やジュース。パリにはない色々な種類のものがあって驚いたし、全て美味しかった! パリで食べる日本食とは違ってすっごく美味しかったです。

 

Q,コスプレをしているときはどんな心境なのですか?

ロール:ステージの上で、プレゼンテーションをする時は、(WCSでは、数分間のダンスやお芝居形式のプレゼンテーションをする)そのキャラクターになりきって演出します。でも、撮影のときや、歩いているときなどは普段の自分ですよ。

 

 

Q,今後のコスプレ活動について教えてください

クリステル:実は、近々私は結婚する予定なんです。だから、一時はコスプレ活動はお休みしそうです。ウェディングドレスはさすがに自分では作らないわ(笑)買う予定です!

ロール:私はまだまだ続けますよ(笑)。これから新しいデザインとテクニックにチャレンジしてみたいと思っています。

 

 

取材・文:中村綾花