日にち:2006年7月7・8・9日
場所:パリ・ノール・ヴィルパント展示会会場
入場料:1日10ユーロ、3日間パス25ユーロ
出展ブース数:企業87、アマチュア・同人誌117
来場者数:5万6千人
概要:ヨーロッパ最大規模のマンガイベント。マンガ、アニメ、ゲームを中心に、J-POPやモードなどの日本のポップカルチャーや伝統文化の紹介を行う。毎年7月初めに開催で今年で7回目。前回2004年の会場から、今年は郊外の大型展示会場へと場所を移動。2年ぶりのジャパンエキスポ開催に、フランス中が沸いた!
レポート:毎度遅ればせながらのイベントレポートですみません。張り切ってレポートさせて頂きます!(とは言いつつも、さて、何から書こうか?迷うところでもあります・・・。)
今年のジャパンエキスポ、予想以上に日本のメディアでも取り上げられ、日本での知名度も一気に上がったようです。それぞれのメディアによって伝え方は様々ですが、何はともあれ、フランスのファンのこうした活動が、本場日本で知られるということは、大変良いことだと思います。
さて、昨年2005年が会場の関係で中止となった為、約2年間のブランクを経て開催されたジャパンエキスポ。開催決定が決まった今年の年明け、告知メールを受け取った誰もがきっと、「ついに来たか!」と心の中で叫んだに違いありません。(私たちもそのうちの、一つですが。)そして、その「ついに来たか!」という思いが具体的になって、右上の写真に表れています。これは土曜日の朝9時30分の、会場建物前の様子です。その数、とてもではありませんが・・・、数え切れませんでした。。(一応、試みてはみたのですが、断念。)正直、ここまでとは誰もが思わなかったでしょう。そうしているうちにも、駅から次々に人が流れてきて、プレスの人たちが手に手にカメラやビデオを持って駆け寄ってきます。ちなみに列の一番前に並んでいたトマ君(16歳)とフィリップ君(17歳、二人ともパリ郊外在)は、「僕達?ここに着いたのは朝6時頃。着いたのは僕達が一番だったよ。」と、ちょっと自慢げに答えてくれました。二人とも、すでに4時間も待っているとは思えないほど元気溌剌。しかも前日金曜も来ていたというから、相当な熱の入れようです。
開場は(いつも通り)予定より遅れ、前売りチケット有で10時からの入場開始予定が10時になっても扉が開かず、思わずブーイング。その後、「あと数分で入場開始です」というアナウンスが流れると(「あと数分」って、何分後なんだろう?という疑問も微かに過ぎりましたが)、列の一部がカウントを始め、ウェーブまでが始まって、いやがおうなく、気分が盛り上がります。
その様子を見、「こりゃあ、津波のような大群が押し寄せるに違いない!」と、かなりワクワクしてカメラに収めようと、中で待つことに。しかし、入場が始まった!と思ったら、1人・・2人・・3人・・・・全然津波になりません。よくよく観察してみると、まず第一段階、建物の入口のところでセキュリティチェックの強面のお兄さん達(といっても2人しかいない)が、1人1人、チケットのチェックをしているではありませんか!開いている扉は、この待ち人数に対して、たったの1カ所。・・・これじゃあ、津波も押し寄せるわけがありませんねぇ。。このチェックの後、さらに中の入口前で、本来のチケットチェック(こちらは10人待機)。そしてようやく会場内へ。入場風景は結構、地味。
イベント内容はほとんど変わっていませんが、改めて羅列しますと、企業ブースとしてはフランスの各マンガ出版社、DVD会社、専門店などが出展、同人誌ブースでは同人誌のほか、サークルで作ったコスプレ衣装の販売や、最近フランスでも流行りつつあるドールを販売するブースも。ここ1〜2年で、同人誌サークルの数も随分増え、レベルも徐々にアップしているように感じます。本はまだまだ手作り感漂うもの(白黒コピー&ホッチキス止め)が多いですが、ピンバッジやしおり、ポストカード、ポスター、Tシャツなどのグッズを販売するサークルもかなり多くなりました。また、今年から在仏の日系企業だけでなく、日本からの出展も増え、企業・同人合わせて8ブースが日本から参加!この数は来年はさらに一層多くなって欲しいです!
催し物はコスプレ、アニメ上映会、カラオケ、クイズ、オフィシャルゲストの講演会やサイン会、無料ゲーム機スペース、日本文化紹介コーナー(書道、剣道、ちゃんばら、着付け、七夕、折り紙・・・)などなど。コスプレコンクールは土曜日に個人部門、日曜日に団体部門が行われ、3000人収容規模のメインステージは満席、さらにその周りにも数百人が集まり、その間、他の場所は人口密度が低くなったとの報告も。まさに、「ディズニーランドのパレードの時って、アトラクションが空くよね」状態です。さらにさらに、今年はプロレスやNHK「クールジャパン」の番組収録、東京ガールズコレクションのファッションショーなども行われ、まさに「何でもウエルカム!」のお祭り状態。「マンガ・アニメ」から始まったイベントの幅が、さらに広がってきている様子を感じました。
イベント最終日の日曜日は、周知の通りW杯の決勝と重なり、予想通り来場者の引きも早かったですが、と同時に出展者の引きも早かった!いつでも時間にルーズなフランス人が、日曜日ばかりは、夕方からちゃっちゃと片付けを始め、19時のイベント終了と共に帰る出展者が続出。決勝試合開始の20時には、すでに大方の出展者が会場から姿を消している・・・こんなに手際の良い最終日は2度とないかもしれません。サッカーの力、恐るべし。
イベントレポート、と言いつつも、全くイベント内容についてレポートしておりませんが(汗)、会場風景写真、同人誌ブース写真、コスプレ写真など、それぞれ選り好みの写真を別ページにて掲載しておりますので、そちらも併せてご覧頂ければ、もう少しイベントの様子がご想像つくかもしれません。今後に向け、イベント自体の改善点は多々見られますが、(例えば会場内の配置の悪さ、とりあえず、ブースの位置が分かりづらい!、会場の中央部分が無駄にスペースが空いている、というかガラガラ状態である、光・音漏れが多い、インフォメーションデスクの場所が分かりづらい、プログラム内容がよく分からない、スタッフが規定の場所にいない、情報伝達が来場者へきちんとされない、などなど、などなど・・・)、それら一つ一つをクリアし、より良いイベントになるよう、私たちユーロジャパンコミックも協力していければと思っています。来年もお楽しみに!